室町時代、千利休によって「茶の湯」文化が完成され、数寄屋建築に北山杉が用いられてきました。そして、和の空間において、主に茶道、華道、書道を通じて、日本の「文化」「こころ」をつくってきました。しかしながら、戦後の経済成長を背景にその価値観は薄れ、日本人の中で何かが失われつつあると多く人が気付きはじめました。
令和の時代となり、今こそ自身の精神に「凛」とした柱をもち、日々の傍らに北山杉のある空間を取り入れ、“技”そして“間”と“趣”を大切にする。そんな新たなライフスタイルをフェルマータ(FERMARTA)はご提案します。
間のかたちMA NO KATACHI
「間」をつくる
日本の建築文化として長さ、広さ、両方を表す間。
空間の中の間、人と人の間、間のコントロールを心に宿す。
「趣」を愉しむ
自然との共生、変化を楽しむ豊かさ、自己表現としてのおもてなし。
四季や時刻の移ろいを愛でる。
製品紹介LINE UP
PRODUCT
空間に一本あるだけで、間が変わり、新たな意味合いをもたらす。主に、磨き丸太、天然絞り丸太、人工絞り丸太を素材として、一本だけ立てて凛とした空間を創ります。とくに和洋室(和モダン)な空間には、天然絞りが似合います。
仏壇、床の間の代わりの現代和風として北山杉の面皮仕立てでつくる織部仕様。旅館、マンションリノベ―ションに似合います。背景の和紙は、京からかみ等自由に選んでいただけます。
あらゆる視点から見え隠れを意図した独自の配置と間をつくる竜安寺等の枯山水に倣い、建築学的な比率で配列させたモニュメント。ホテルの大空間やオフィスのエントランスなどに新たな間と実用性をもたらす飾り棚となります。日本文化である木の技として「棚」「楔」「斗」「束」「貫」などを要所に用いることで、技術の伝承も体感することができます。
MATERIAL
材質が緻密で節がなく木肌は滑らかで光沢があります。
箸状の材料を幹に巻き付け絞り模様つけたものです。
自然にコブ状・波状の凸凹ができたもので様々な表情が見られます。
溝のような絞りが特徴で、非常に希少な品種です。
磨き丸太を手斧などで製材したものです。
無地が特徴で元末の差があまりない垂木用材です。
PROMISE
納品させていただいた顧客様に、FERMARTAより北山杉の産地証明、樹種、品質に係る「基準書」をご提供いたします。なお、ご購入者様に置かれましては、生産地案内、メンテナンス、オリジナル情報誌送付、新商品案内などのサービスフォローも致します。